総桐箪笥製造元-桐里工房 桐蔵-創業明治45年(1912)以来桐に拘り桐に惚れ込み桐と語り合い桐と打ち合ってきた三代続いている職人気質な工房です…。


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2018年12月03日

大川家具の歴史と榎津指物の起こり

丁寧に仕上げられた、白木のままの生地箪笥は、塗りを施されますが、蝋を塗り込んだ白木仕上げに、拭き漆仕上げ、黒漆塗りを施したものがありました…。特にその後に蒔絵を入れた豪華な仕上げの箪笥もありました…。
桐箪笥(杉と松と桐を併用)にはヤシャブシと砥粉を塗った後に天然蝋の本イボタ蝋で仕上げていました。

又、箪笥の金具は、地元の上巻地区で打たれていた独特の、手打ち金具が使用されていました。
この金具には鉄、銅、真鍮等を用いて、薄いタガネによる細やかな透かし彫りを施すという大川独自の手法を用いて、錺金具や家紋入りの金具が造られていました。特に取り外し式の丁板が開き戸には使われていましたが、他の産地には見られない大川独自の特長ある金具と言えます。

当時、1棹の榎津箪笥を完成させるには、
[1]木挽き職人-----丸太を挽き鋸で製材する。
[2]指物師-----生地仕上げの箪笥を製作する職人(生地師)
[3]塗り師-----漆塗り職人(漆の専門職)と桐箪笥の専門塗り師
[4]錺金具師-----箪笥のデザインによって特注された錺金具を手打ちする職人
[5]金具打ち師-----金具の取り付けを行う職人

この様な大川の伝統の中で、磨き込まれた高度な技術を持った、五業種の職人達がその技術力の合わせる事によって製造された作品が『榎津箪笥』だったのです。
posted by 創業105年の桐里工房 at 20:28 | 日記

大川家具の歴史と榎津指物の起こり

FB_IMG_1541556124975.jpgFB_IMG_1541556044385.jpg20170609_181149.jpg20170414_143904.jpg15407103705165701846056191126169.jpg15407095667091376783430382978470.jpg  『明治時代(明治10年頃)[1877年]』
ーーー榎津箪笥が生まれるーーー


明治時代になると、いよいよ大川独自の形状をした榎津箪笥が登場する。

杉と貴重な桐を主材料に使用して、手作りされた榎津箪笥は、間口巾が一間程ある大型の収納箪笥が主で、堂々とした外観に、板の厚みを出来るだけ厚く仕上げる事で堅牢な造りになっていました。


他の産地には見られない技法で、前蟻組と、後蟻組で、胴板と棚板が組まれており、棚板は縦方向に木目を使い、片面張りと両面張りがありました…。

大川の榎津指物では、引き出しの滑りの良さと完璧な気密性を重視されていた為に、引き出しの底板と棚板の木目方向を同じ方向に使い、引き出しの開閉が滑らかにすべりが良く、吸い付く様な具合に作られ、光も水も箪笥の中に通さない様に製作する事が、高度な技術力を持つ榎津指物師の腕の見せ所でした。

この様な作り方や思考は、他の産地には無く、榎津箪笥(榎津指物)独特の製作技法でした。
この様な独自の技法が用いられていた為に、百年以上前に製作された箪笥でも、大川で製作された物と判断出来ます。

また、昔の各職人には独自の作り方と癖があり、それらの古い箪笥は大川の誰が作った品物であると分かり、また技術力の良し悪しまで分かってしまうのです。

ーーー次に続くーー明治時代No.(1)
posted by 創業105年の桐里工房 at 14:28 | 日記

2018年11月30日

桐里工房の台湾での展示会

DSC_1473.JPGDSC_1489.JPGDSC_1469.JPG桐里工房の創作桐家具を海外の台湾にて発表する機会が出来ました。
台北SOGOと台南三越、そして高雄の三光三越百貨店の三ヵ所にて、販売を行います。
台北SOGOと、台南三越では好調に推移しています。️…。

最後は、一番台湾らしさが残る高雄にて、頑張っています。
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posted by 創業105年の桐里工房 at 15:07 | 日記

2018年10月24日

桐たんすの桐里工房の出展

DSC_1069.JPGDSC_1053.JPGDSC_1025.JPGDSC_1063.JPG新宿の小田急百貨店において九州。沖縄展が始まりました。
桐里工房は個展での出展になります。

毎年二回の新宿での個展はかなりの反響で多くのお客様が御覧頂いております。
posted by 創業105年の桐里工房 at 14:29 | 日記

2018年07月28日

横浜の京急百貨店での『桐里工房展』

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posted by 創業105年の桐里工房 at 18:03 | 日記